イランがクウェートの空港をドローン攻撃か、1人死亡 米イランの交渉は停滞

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クウェート当局は3日、クウェート国際空港がイランによるドローン攻撃を受け、1人が殺され、60人以上が負傷したと発表した。
クウェートの国防省の報道官は、3日にあったこの攻撃を「犯罪的なイランの侵略」だと呼んだ。また外務省によると、外交使節団が被害を受けた。
一方、イラン革命防衛隊(IRGC)はこの攻撃への関与を否定。被害は、アメリカのミサイル迎撃システムの誤作動によるものだと主張した。
米中央軍(CENTCOM)は、イランの主張は誤りであり、同国が空港に「意図的で計画的、かつ正当性のない攻撃」を行ったと強調した。
イランはこれまでも、アメリカ軍基地が所在するバーレーンとクウェートで繰り返し標的を攻撃している。
2日には、アメリカとイラン双方が互いに相手の拠点などを攻撃したと発表。米軍は、イランに対する「自衛」の攻撃を実施し、船舶や湾岸諸国に向けて発射された弾道ミサイルやドローンを撃墜したと述べた。
これに対しイランは、報復措置として、近隣諸国の米軍基地やヘリコプターをミサイルとドローンで攻撃したと発表した。
AFP通信によると、イランの外務省は声明で、クウェートとバーレーンの指導者は「昨夜(2日)の侵略行為」に対して「直接的かつ明白な責任」を負うと述べた。
クウェートの空港に対する攻撃で殺された人物は、その後、インド国籍であることが確認された。
インド外務省は攻撃を非難する声明を発表。ほかにも複数のインド人が負傷したと述べた。
声明はさらに、「我々は改めて、当事者に対し、このような攻撃を停止するよう求める」と付け加えた。
空港が攻撃されたのを受け、クウェート外務省はイランの外交官2人に対し24時間以内に出国するよう命じた。また、イランの臨時代理大使を召喚した。
米イランの交渉は停滞、トランプ氏は楽観
一連の攻撃は、アメリカとイランの停戦交渉が行き詰まる中で行われた。アメリカとイランの停戦合意は4月8日に発効したものの、戦闘の終結には至っていない。
ドナルド・トランプ米大統領は今週、批判の声を受けて、交渉を「落ち着いて見守るように」と発言。イランは「本当に合意を望んでおり、それはアメリカにとって良いものになるだろう」と語った。
米メディアは5月末、トランプ氏がイランとの停戦延長の枠組みについて政府高官らと協議した後に、イランとの戦闘終了を目指す合意案について条件の修正を求めたと報じた。
BBCがアメリカで提携するCBSニュースによると、修正はホルムズ海峡やイランからの濃縮ウランの撤去に関するものだった。また、イランの核開発計画に関する交渉を再開するための枠組みも含まれていたという。
これに対し、イラン外務省のイスマイル・バガイ報道官は今月1日、アメリカとの交渉内容にこうした議題は含まれていないと反発。米政権は「絶えず見解を変え、新たな要求や矛盾する要求を提示している」と付け加えた。
しかし、3日に放送されたインタビューでトランプ氏は、イランは核兵器を保有しないことに「すでに同意している」と述べた。
また、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師が協議に「関与している」と話した。
ポッドキャスト番組「ポッド・フォース・ワン」の中でトランプ氏は、「我々はかなり順調にやれているようだ」と語った。
さらに、ハメネイ師との会談の意向を問われると、「会ってみたいと思う。状況がどう展開するかにもよるが、いずれどこかの時点で会うことになるだろう」と述べた。








